流通・外食: 2010年2月アーカイブ

 吉野家ホールディング子会社でステーキチェーンなどのどんは26日、大阪証券取引所が同社株を監理銘柄(確認中)に指定したと発表した。どんはもともとダイエー系のステーキチェーンのフォルクスが母体。フォルクスがどんを吸収合併する形で、現在のどんが誕生した。どんによると、この合併が不適当な合併など大阪証券取引所が定める上場廃止基準に抵触する可能性があるためという。大阪証券取引所によると指定期間は3月1日から取引所が上場廃止基準に該当するかどうかを認定した日までとしている。

 どんは09年に来店客から病原性大腸菌O157の感染者が発生して以来、業績が悪化、吉野家ホールディングスが経営支援を続けているが、厳しい経営環境が続いている。

 ダイエーは25日、丸紅副社長で同社社外監査役の桑原道夫氏が社長に就任する人事を発表した。同じ丸紅出身の西見徹社長は3月末で社長を退任、桑原氏が5月に社長に就任するまでイオン出身の川戸義晴会長が社長を兼務する。
 ダイエーは筆頭株主の丸紅から再度、社長を迎えるが、ダイエーの経営を軌道に乗せるには丸紅では力不足との指摘は少なくない。三菱商事、三井物産、伊藤忠商事の3社が強力な卸部門を傘下に持ち、商社機能による商品調達、卸による国内流通、店舗までの一貫した商品流通網を持つのに対し、丸紅は国内流通網は脆弱。卸、小売とも経験も実績も不足している。
 イオンも株主ではあるが、同業であるうえに経営は順調ではない。商社機能を利用して経営を立て直しという方向は正しいが、ローソンの傘下に収めた三菱商事レベルの力がないと消費不況のなかで、消費者に支持される売り場づくりは難しい。
 桑原氏が丸紅で流通に関連する生活産業グループ(食料部門)、流通を担当したのはここ数年のこと。現役時代は輸送機関部門が中心。ダイエーのアイデンティティは再生機構入りでほぼ完全に崩壊。中内時代のダイエーと訣別し別の会社に生まれ変わったが、単にリストラに次ぐリストラで経営を維持しているだけとの批判は多い。桑原氏がどのように舵取りするか経営手腕を試されることになる。
 ファーストリテイリングはグループの靴のブランド「ユニクロシューズ」の春の新商品を発表した。「ユニクロシューズ」は、ファーストリテイリンググループが2009年9月に発愛した靴のブランドで、「品質」「履き心地」「低価格」「ファッション」の要素をそなえたカジュアルシューズ。春の新作は昨年末より順次発売しており3月8日(月)で、ウィメンズで7アイテム、メンズで6アイテムの計13アイテムが出そろう。

beneton.gif ベネトンの日本法人であるベネトン ジャパンは23日、日本国内の携帯電話向けのモバイル専用サイトを開始する。日本で、企業としては始めて「Twitter」のインターフェースを企業のモバイルサイトに組み込む新たな試み。iPhoneのTwitter専用アプリケーションが続々登場するなかで、携帯電話ユーザーの方々のTwitter参加をブランドとしてサポートする。アドレスは
 http://mobile.benetton.jp 

▽ベネトン ジャパン「Twitter」付モバイルサイトの特徴
 初めてのTwitterユーザーにも優しいシンプルな「返信」「RT」「お気に入り」などの機能タイムライン(TL)も大きく見やすいデザイン

 ベネトンは80年代からアバンギャルドなビジュアルと言語で異なる人種や文化など、人間の多様性を称賛しているブランドです。ベネトン ジャパンは、自由な発言や新たなコミュニケーションを推進するtwitterをサポートしています。

 

 

 外食大手のロイヤルホールディングスは22日、日本たばこ産業グループ傘下のテーブルマーク(旧加ト吉)などから英国風パブを運営するハブの株式の33%を取得、業務資本提携したと発表した。ハブは全国に60の店舗を展開しており、2002年に加ト吉の傘下に入り、加ト吉の経営権をJTが取得したことで、実質的にJTが経営権を握っていた。ロイヤルはファミリーレストランを中心に事業展開しているが、ハブを傘下に入れることで、アルコールも提供する新業態の店舗開発などに取り組む。

 兼松は22日、社長に下嶋政幸常務を昇格させる人事を内定した。美和徳泰社長は代表権のない取締役に退く。4月1日就任の予定。

下嶋 政幸氏(しもじま・まさゆき)氏
昭和49年 兼松江商(現兼松) 入社
昭和57年 兼松江商米国会社 ヒューストン支店
平成 4年  東京本社 鉄鋼貿易第一部 第三課長
平成 7年  東京本社 鉄鋼貿易第一部 鋼管建材課長
平成 7年   兼松米国会社副社長 兼 ヒューストン支店長
平成10年  東京本社 経営企画室
平成12年  IT統括室長
平成14年  兼松米国会社 社長
平成18年   取締役 プラント部門担当
平成21年   常務 鉄鋼部門、人事、総務、運輸保険担当、大阪支社長

 ユニクロを展開するファーストリテイリングは18日、台湾でユニクロ事業を展開する全額出資子会社を設立、2010年秋に台湾の台北市内に1号店を出店すると発表した。新会社は3月に設立の予定で、社名は台湾優衣庫有限公司、台北市に本社を置き、資本金4億3000万円ははファーストリテイリングが全額出資する。
 

seikyo218.jpg  日本生活協同組合連合会は16日、従来の低価格プライベート・ブランドの「新・低価格」シリーズをリニュ-アルし、新たに「コープベーシック」シリーズとして3月1日から全国展開すると発表した。当初は120品目でスタート、2010年度末までに200品目、売上高で330億円に拡大する計画だ。

 今回新たに展開する「コープベーシック」は原料から生産、配達に至るまで管理を強化し、「ふだんのくらし」を支える商品を「いつも低価格」で提供することを追求した戦略的ブランドと位置づけている。

  アイリスオーヤマ株式会社(本社:仙台市、代表取締役社長:大山健太郎)が運営する猫の情報サイト"アイリスペットどっとコム 猫といっしょ"では、サイト会員を対象に飼い猫の名前に関するアンケート調査を毎年実施しております。2009年12月から1ヶ月半の間募集した集計結果がまとまりましたので、2008年度のランキングとともに名前の傾向や特徴ある由来などをご報告いたします。
 この調査結果は、本日2月12日(金)に"アイリスペットどっとコム 猫といっしょ"(URL:http://www.iris-pet.com/nyan/)にて発表されます。

 日本マクドナルドホールディングスが9日発表した2009年12月期の連結業績は営業利益、最終利益とも上場来、最高を記録した。一方、2010年連結純利益は前期比55%減の58億円になる見通し。戦略的閉店に伴う特別損失約120億円を計上する見込みのためで、営業利益は7.3%増と堅調に推移するとみている。

 2009年12月期の連結業績で同社の売上高は10.8%減の3623億円となった。これは直営店のフランチャイズ店化を進めたためで、FCを加えた全店の売上高は5313億円と前期比2.6%増で過去最高を記録した。連結営業利益は前期比24%増の242億円、最終利益は3.4%増の128億円だった。

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