流通・外食: 2009年11月アーカイブ

日本チェーンストア協会が24日発表した10月の全国スーパー売上高(既存店ベース)は前年同期比5.2%減の1兆347億円で11カ月連続で前年同月を下回った。百貨店業界は10年前から構造的な不振に陥っていたが、スーパーも消費者の低価格志向が強まるなかで客をユニクロなどの安売り専門店に奪われ、百貨店と同様に構造的な不況業種になりかねないことを示している。
 ローソンは18日、株式交換により来年3月1日付けで九九プラスを完全子会社化すると発表した。九九プラスは2月24日に上場廃止の予定。株式の交換比率は1対32.5で、る九九プラスの普通株式1 株につきローソン株32.5株を割り当てる。ローソンはすでに九九プラスと業務資本提携し、九九プラスの株式の77.71%を保有している。完全子会社により、九九プラスとの経営の一体化を進め、顧客ニーズに対応した商品開発、店舗展開などを推進する。
 コンビニエンスストア大手のファミリーマートは13日、レックス・ホールディングス(東京・港)が保有するエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡は12月24日で買収価格は実質120億円。子会社化後、合併の予定だ。
  マツモトキヨシホールディングス13日、九州を地盤とするドラッグストアのミドリ薬品(ジャスダック、2718)へのTOB(株式の公開買付け)と株式交換ににより来年4月に完全子会社化する。TOB価格は1株8万円、TOB後の株式交換ではミドリ薬品株1株に対し、マツモトキヨシHDの株式を50株割り当てる。ミドリ薬品はTOBに対し賛同する決議をしており、また、全体で53.4%の保有比率となる主要株主らもTOBに賛同する契約書に合意しており、TOBは成立、完全子会社化になる可能性が高い。
 楽天(ジャスダック、4755)が12日発表した2010年3月第3四半期(1−9月)の連結決算によると、最終利益が前期比252.2%増の474億円と第3四半期では過去最高を記録した。売上高はイーバンク銀行を連結対象に加えたこともあり、前期比17.8%増の2170億円、営業利益は同25.3%増の386億円だった。
yamada1112.jpg ヤマダ電機は12日、全日本空輸、クレディセゾンと提携し、家電流通と航空会社の業界初提携となる「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン」を発行すると発表した。ヤマダ電機のLABI1日本総本店池袋で20日から先行募集を開始し、12月12日から発行する。新カードでは、提携各社の幅広いネットワークにより、ポイントとマイルを1枚のカードでためられるのが特徴だ。
 九州地盤のパソコン販売店のアプライド(ジャスダック、3020)は10日、岡義治会長が社長を兼務する人事を決めた。業績悪化に対する経営責任の明確化と経営環境の急速な変化に対応するためとしている。社長の舩越裕之氏は取締役第2営業部長に就任した。
 京樽(ジャスダック、8187)は社長に専務の山下昌三氏を昇格させる人事を内定した。就任は来年1月1日の予定。現社長の田中常泰氏は代表権のある会長に就任する。
seveni1104.jpg セブン&アイ・ホールディングスは4日、プライベートブランド(PB)の世界展開第1弾として、米国カルフォルニア産ワイン「ヨセミテ・ロード」を、日米のセブン&アイグループ約1万5000店舗で同時発売すると発表した。価格は598円(日本販売価格、税込)で、販売目標は発売後1年間で300万本。

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