日産自動車は23日、北京国際モーターショーにグローバルコンパクトカーの新型「マーチ(中国名:瑪馳)」(=写真)、コンパクトバン「NV200」を出展した。また、電気自動車「日産リーフ」を中国で初めてお披露目する。
▽出展車の概要は下記の通り
【 新型「マーチ」 】
5ドアハッチバックの新型「マーチ」は、若者をターゲットとしたグローバルコンパクトカーで、中国市場に初めて投入される。街中での運転のしやすさを追及し、新しいパワートレインによって走行性能と燃費の向上を図った。搭載される直列4気筒の1.5リッターエンジン(HR15DE)には、マニュアルトランスミッション、またはオートマチックトランスミッションが組み合わされる。また新型「マーチ」は、燃費向上とCO2排出量の低減を目指して新たに開発されたVプラットフォームを採用した初めてのモデルである。
同車の生産は広州市の花都工場で行われ、2010年後半より、7万人民元から10万人民元(約96万6千円~138万円)の価格帯で中国市場で販売される。また、タイ、インド、メキシコでも生産され、160カ国以上で販売される。
また、本年3月にタイに投入された新型「マーチ」は、第31回バンコク国際モーターショーにて、「もっとも環境に優しいクルマ」部門でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。