日本を代表する高収益企業だった任天堂が2010年の4-9月期で20億円の赤字に転落すると発表した。同社は前年同期は700億円近い最終利益を計上、今期も同程度の利益を見込んでいただけに、大きな衝撃を与えています。主力ゲーム機の販売不振に加えて、円高が業績を直撃した。
サンクトガーレン有限会社(神奈川県厚木市/代表取締役 岩本伸久)は2010年9月24日に焼りんご・シナモン・メープルシュガーを副原料に使用したアップルパイ風味のデザートビール「アップルシナモンエール」を発売しました。
このビールは2007年より発売している「スイーツビール」の冬季限定商品で、今回で発売4年目となりますが、メープルシュガーを使用するのは今年初めてです。
尖閣問題で日中関係がぎくしゃくしていますが、アサヒビールが中国食品・流通大手の
頂新グループに出資すると発表しました。出資額は約430億円。すでに頂新に20%を出資している伊藤忠商事とも提携し、3社で中国市場を開拓する。日本国内市場の成長が期待できないなかで企業は海外、特に中国市場にフロンティアを求めています。尖閣問題で中国が次々に経済的な対抗措置を打ち出すなかでの巨額投資の発表。ある程度、リスクは覚悟のうえで海外展開せざるおえない日本企業の状況を象徴しているともいえそうです。
消費者金融大手の武富士が28日、会社更生法の適用を申請しました。利用者が過去に払い過ぎた利息である過払い金負担に耐えられなくなったのが理由。東証では29日に上場廃止。今後、過払い金問題を解決して事業再生を目指す考え。利用者の過払い金は大幅に減額されるとみられ、会社更生手続きをとることで、過払い金負担を大幅に軽減し、事業再生を図るとの見方もできる。利用者に負担を求める形で経営再建を進めるなら、経営者も経済的な責任をとる必要がありそうです。
国税庁の調査によると民間企業に勤める人が2009年の1年間に得た平均給与は前年に比べ23万7000円減少し、405万9000円となったそうです。インターネットの普及により、所得と富の配分は世界規模で平準化しています。企業の商品調達だけでなく、個人でも家庭から世界中の商品を手軽にネット経由で購入できるので、日本企業は競争力を失います。