スカパーJSATとソニーは、6月11日に開幕する2010 FIFAワールドカップ 南アフリカの日本対オランダ戦及び決勝戦の生中継を含む計25試合を、ソニーをスポンサーに、「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ 3D」として、3D放送する。スカパーJSATは、有料多チャンネル放送「スカパー!」で2010 FIFAワールドカップ 南アフリカの全64試合をハイビジョンで生中継する予定だが、スカパー! HD及びスカパー!光ではそのうちの25試合を3Dで放送する。
ヤフーとネットリサーチのマクロミルは19日、ヤフーネットリサーチ子会社のヤフーバリューインサイトとマクロミルが経営統合することで基本合意したと発表した。具体的な条件などは今後、両者で協議するとしているが、マクロミルは同日、ヤフーを引き受け先にした第三者割り当て増資を実施、13億3500万円を調達すると発表した。この結果、ヤフーはマクロミルの7.22%を保有する第3位の株主となる。
野副州旦富士通元社長が関係を続けることが好ましくないとされ、辞任に追い込まれる原因とされた投資ファンドが富士通の秋草直之相談役ら3人の幹部を相手取り、損害賠償と謝罪広告を求め、東京地裁に提訴したことが15日、明らかになった。野副元富士通社長が関係を続けた反社会的企業とされ、報道などにより著しく名誉を傷つけられ、業務にも多大な支障をきたしたと主張しているという。
ここまで事態が進めば、対象とされた投資ファンドは富士通を提訴しなければ、逆に富士通の主張を認めたとみられる恐れもあり、提訴せざるおえないだろう。14日の富士通の見解では投資ファンドのどこに問題があったのか、野副元社長が関係を続ける問題点はなにかといった点は明らかにしておらず、今後の裁判で富士通は具体的な問題点の指摘が求められよう。
住友商事は15日、CATV最大手のジュピターテレコムのTOB(株式の公開買い付け)が成功し、同社の株式の40%超を保有する筆頭筆頭株主になると発表した。ジュピターテレコムをめぐっては2月にジュピターのネットワークを通信に活用しようとねらうKDDIが住商の日本でのパートナーであった米リバティメディアが保有するジュピターの株式を取得したことから、住商側がTOBで経営の主導権の確保にでた経緯がある。