バイオ・医薬・環境: 2010年4月アーカイブ

 花王は23日、高濃度茶カテキンを継続摂取すると歩行運動による減量効果を高める発表した。メタボリックシンドロームおよびその予備軍を対象に検証実験したところ、1日あたりの歩行量を1000歩増やした減量効果は高濃度茶カテキン摂取群がマイナス1.9kgで、摂取してない人に減量効果は1.3倍だった。検証実験は同志社大学スポーツ健康科学部の石井好二郎教授らと共同でおこなった。

 高濃度茶カテキン摂取群はメタボリックシンドローム改善の項目のひとつである善玉(HDL)コレステロール値が増加傾向にあり、メタボリックシンドロームの診断基準となる問題項目(ウエスト周囲径、脂質代謝異常、糖代謝異常、高血圧)の該当数が減ったという。

 出光興産は、全国農業協同組合連合会(全農)と国内での石油製品の販売・流通やや環境対応型ビジネスについて、両者の強みを生かした戦略的アライアンスを結ぶ方針を固め検討を始める。両者はこれまでも密接な取引関係にあり、相互に国内ではトップの取引先で、石油製品の国内流通にとどまらず、アライアンスによりアグリバイオビジネス、CO2削減など環境対応でも両者の関係を生かせると判断した。

  エスエス製薬は14日、ドイツの製薬大手ベーリンガーインゲルハイムによるエスエス製薬に対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。2月15日から4月13日までの買い付け期間に買付予定の下限を上回る1億866万株の応募があり、応募の全株式を買い取る。この結果、ベーリンガーインゲルハイムが持ち株比率93.83%となった。今後も残りの株式も買い取り完全子会社化する方針を明らかにしており、エスエス株は上場廃止となる見込み。

 すでにエスエス製薬は経営陣を一新、社長にはベーリンガーインゲルハイム傘下入り後に取締役としてエスエス製薬に入った塩野紀子氏 就任、ベーリンガーインゲルハイム社からも役員を迎えており、資本も経営陣も完全にベーリンガーインゲルハイム社が握った。

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