カルチュア・コンビニエンス・クラブは8日、共通ポイントサービスのTポイントの会員数が3500万人を突破したと発表した。CCCは、2003年10月に「Tポイント」を開始し、Tポイントが貯まるTカードを保有するT会員数は、2007年2月に2000万人、2008年8月に3000万人と会員数を拡大してきた。
同社の集計によると、2010年5月末現在の日本人口に占めるT会員は27.6%で、世代構成20代が60.1%、30代が49.0%、40代が29.1%、50代が24.1%、60代が12.5%と非常に幅広い世代に支持されているという。その理由として幅広い企業がTポイントサービスへ参加していることをあげている。
引越し大手のアートコーポレーションの創業者で会長の寺田寿男氏が4日、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検されたことから、代表取締役会長及び取締役を辞任したことがわかった。寺田氏はトラック業界の競争が激しくなるなかで、引越しを本格的に事業化、妻で現社長の寺田千代乃氏とともに、事業を拡大し、同社を東証一部企業にまで育てた。
日本航空は監督官庁などから継続について問題点を指摘されていた株主優待制度について3日、発行を中止すると発表した。日航は2月20日に上場廃止となり、企業再生支援機構のもとで再建に取り組んでいる。経営責任を担う立場の株主に優待制度に対し、批判が相次いでいた。日航はあわせて、株主に年末に配布しているカレンダーの発行も中止することも決めた。