バイオ・医薬・環境: 2010年8月アーカイブ

◇ポイント◇
 ・ウサギ成体の肝臓と胃の細胞に「山中因子」を導入し、ヒト型iPS細胞を樹立
 ・iPS細胞は、培養を進めることでES細胞に近づくが、完全に一致しないこと
  が判明
 ・ウサギの「ヒト型」iPS細胞を用いて、より安全で確実な再生医療研究を確立

 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、ウサギ成体の組織細胞からiPS細胞を樹立することに世界で初めて成功しました。さらに、樹立したウサギiPS細胞を調べた結果、これまで樹立されてきた小型動物のiPS細胞が示してきた「マウス型」ではなく、ヒトiPS細胞と同じ「ヒト型」を示すことを発見しました。理研バイオリソースセンター(小幡裕一センター長)遺伝工学基盤技術室の本多 新(ほんだ あらた)客員研究員(科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけ)「iPS細胞と生命機能」研究領域さきがけ研究者)、小倉淳郎室長らによる研究成果です。

アクセスランキング

マーケット指標

News Media携帯版

無料!プレスリリース掲載
検索で即集客効果!
SEOでサイト強化を!
情報発信に動画を
新規顧客を獲得!

携帯公式サイト


News Media携帯版

RSS