トヨタ自動車は14日、家庭用電源から充電できるプリウス プラグインハイブリッド(PHV)を発売すると発表した。 3代目プリウスをベースとし、駆動用電池にトヨタとして初めてリチウムイオン電池を搭載した。2010年前半に試験的に日、米、欧州で自治体や研究機関などに600台を納入する。2年後には市販を始め、年間数万台の販売を見込む。
プリウスPHVは、家庭用電源から充電できるようにするとともに、電池容量を大幅に増やし、電気自動車としての走行距離を大幅に伸ばした。電気を使い切ると、従来のハイブリッド車と同様に走行できる。通勤や買い物などの日常での近距離使用は電気自動車として走行、休日のレジャーや遠出などの長距離使用は、エンジンを併用して従来のハイブリッド車として走行できる。