ウェザーニューズ、全国4万人の五感を集結し梅雨前線を捉える「雨プロジェクト」を開始

tuyuzora.jpg 株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、一般の方と共に一年で一番気象予測が難しい"梅雨"に取り組む『雨プロジェクト』をスタートしました。『雨プロジェクト』は、今年で5年目を迎え、昨年は雨雲の"位置"および"勢力"を一般の方と共に観測、その情報リアルタイムに反映し、より細かい時間単位での気象予測を試みる「10分天気予報」を展開しました。今年の『雨プロジェクト』は実態を掴むことが難しいとされる梅雨前線を正確に捉えるため、その地域に住む人にしか感じない"気象感性"の情報を集約し、これからの天気や梅雨前線の正確な勢力、位置を捉え、その情報を逸早く利用者と共有することに挑みます。この取り組みは全国4万人のウェザーリポーター(*1)の方と取り組むプロジェクトで、現代人に忘れがちな自然に対する五感を利用者同士で鍛え、風や雲から今後の天気を感じ取ることで、雨に積極的に関わり、天気や自然に親しみ楽しむことを目的としています。
(写真は利用者情報を集約した梅雨前線と雲の捕捉イメージ。画像をクリックすると拡大画像が見られます)

 梅雨シーズンは一年で一番雨が多く降り、気象予測が最も難しい時期と言われ、これは梅雨前線の動きを捉えることが難しいのが理由とされています。梅雨前線は冷たい海の「オホーツク海高気圧の空気」と、太平洋の暖かい「太平洋高気圧の空気」がぶつかり、その境界で発生し、その動きは通常の西から東への気象変化ではなく、南北に変化する気象現象で、日本列島に雨を降らせます。当社では、これまで様々なプロジェクトにおいて、利用者と共にその地域の気象や体感情報を募り、その情報を利用者と共有してきましたが、今年の「雨プロジェクト」から、その地域の気象や体感に加え、一人ひとりの五感を研ぎ澄まし天気を感じる「五感予報」を追加し、これからの天気を予測する"気象感性"を利用者と共に磨き、さらなる気象情報の価値創造を目指します。

■梅雨前線の位置を特定せよ
 梅雨前線の動きはとても複雑で、少しの変化で大きく天気が変わってしまうのが特徴です。今年の「雨プロジェクト」では、携帯電話のGPS機能を用い、"現在の天気"、"今の体感"、今後の天気を五感で予報する"五感予報"をウェザーリポーターから募り、雨雲レーダーや気象衛星からの雲画像、ライブカメラなどの観測情報に組み合わせることで、梅雨前線を捉え、より正確な梅雨見解やその雨による影響を予測します。「雨プロジェクト」は携帯サイト「ウェザーニュース」の月額105円、 315円会員の方ならば誰でも参加することができ、最新の雨情報や気象見解は、携帯サイト「ウェザーニュース」で公開する他、PCのデスクトップで視聴可能な24時間生放送の「SOLiVE24」(URL:http://weathernews.jp/solive24/)などでも確認することができます。

(*1)ウェザーリポーターは2006年から携帯サイト「ウェザーニュース」(URL:http://wni.jp)において始まった天気のコミュニティーで、日々身の周りで起こる天気や四季の移り変わりを携帯電話でリポートし、全国のウェザーリポーターとその情報を共有し、空や季節を楽しむコミュティーです。現在登録者は4 万人を超え、一日5千通以上のリポートが届いています。ウェザーリポーターは携帯サイト「ウェザーニュース」の月額105円、315円会員の方ならば誰でも参加することができます。
◎詳細は同社リリース参照
http://weathernews.com/jp/c/press/2009/090616.html

 

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