トランスジェニック、「GANPマウス技術」に関する特許がオーストラリアにて成立(リリース)

 株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:佐藤道太、熊本県熊本市)の基幹技術「高親和性抗体作製技術―GANP(R)マウス技術(以下、本技術)」に関する基本特許が、オーストラリアにおいて成立したことをお知らせいたします(特許番号AU2003277620)。

 このたびオーストラリアで成立した特許は、熊本大学大学院 医学薬学研究部 阪口薫雄教授らにより発明された本技術を広くカバーする特許であります。

 当社は、本技術を用いて高い特異性と親和性を持つ抗体を開発しています。この結果、得られた成果の一部は研究用試薬として販売するほか、診断薬の開発を目的として本技術ライセンスを供与しています。

 また、2009年1月には国立がんセンターとともに本技術を活用した新規腫瘍マーカーの網羅的探索を開始し、新たな診断用抗体の開発への取り組みを加速しています。

 今後も引き続き、当社は、本技術が当社の事業展開に資するよう国内外での知的財産の確保に向けて取り組むとともに、GANP(R)マウス技術による画期的な診断用抗体・治療用抗体の創出に向けて研究開発ならびに事業を推進してまいります。
 なお、本件が当期(平成21年3月期)の業績に及ぼす影響はございません。

ご参考:
GANP(R)マウス技術
GANP遺伝子が過剰に働く遺伝子改変マウス「GANP(R)マウス」を用いて抗体を作製する当社独自の技術です。
一般的な抗体の作製技術に比べ、親和性ならびに特異性の高い抗体を高確率で取得できます。
当社は、本技術を抗体関連の技術プラットフォームにおける基盤技術と位置づけ、自社製品開発への活用のみならず、製薬企業・診断薬メーカーなどへのライセンス供与を行い、技術ライセンス収入・製品ロイヤリティを見込めるビジネスを展開しています。

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