KDDIと住友商事、CATVのJCOM軸に提携協議へ

 KDDIと住友商事は22日、経営の主導権を争ったCATV国内最大手のジュピターテレコムを軸に提携に向けて協議をはじめる。KDDIの小野寺正社長と住商の加藤進社長とが都内で協議し、今後JCOMの企業価値向上に向けて事業上の協力関係を構築することで合意した。具体的な協力の内容は今後、3社で詰める。

 住友商事は21日までにJCOM株を対象に実施したTOB(株式の公開買い付け)の決済を終了し、議決権ベースでJCOMの40.1%を保有する筆頭株主になった。KDDIはジュピターテレコムに出資する米社から株式を買い取り、2月に役31%の議決権を保有する。ITのKDDIと流通に強い住友商事が本格的に手を組めば、これまで以上に収益力が高い事業を展開できる可能性を秘めているが、これまでのいきさつがあるだけに、協力関係をどのように構築するか課題もありそうだ。

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