S B I ホールディングス、米ダウ・ジョーンズと合弁会社設立 米ウォール・ストリート・ジャーナルの日本版サイトを事業化へ

 S B I ホールディングスは25日、経済の総合情報メディア会社である米ダウ・ジョーンズ社と合弁会社「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン」を設立したと発表した。新会社はダウ・ジョーンズ傘下の有力経済新聞、ウォール・ストリート・ジャーナルの日本語版サイトを年内に事業化する。投資関係の情報ニーズの高まりに対応するものだが、世界有数の経済情報会社とネットビジネスで先行するS B I ホールディングスの提携は日本のメディア業界に大きな衝撃を与えそうだ。

 新たに設立する合弁会社は「ウォール・ストリート・ジャーナル・ジャパン」で資本金は2億円、ダウ・ジョーンズが60%、SBI ホールディングスが40%を出資する。本社は千代田区永田町に置き、代表取締役には北尾 吉孝SBI ホールディングス代表取締役CEOがみずから就任した。


 ダウ・ジョーンズはメディア王のルパード・マードック氏が率いるニューズ・コーポレーションの子会社。ニューズ・コーポレーションはテレビ局、SNSなど幅広いメディア事業を展開しており、ニューズ社の傘下入りでダウ・ジョーンズの経営の行方が注目されていた。ウォール・ストリート・ジャーナルは国際的な視点で経済情報を報道しており、投資活動がグローバル化するなかで、ファイナンシャルタイムズなどとともに、日本国内でも高い知名度がある。今回、日本での事業展開のパートナーとして、同業の新聞社ではなく、ネット系の有力企業を選択したことはニューズ社の事業戦略を反映しているものとみられる。

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