大日本印刷、国内最大規模の電子書店を今秋開設へ

  大日本印刷は子会社のCHIグループとともに、約10万点のコンテンツをそろえた国内最大級の電子書店を今秋開設する。この電子書店はCHIの子会社の図書館流通センターが運営するオンライン書店「bk1(ビーケーワン)」と連携するとともにDNPグループの丸善、ジュンク堂、文教堂などの書店との連携も進める考え。生活者が「読みたい本に必ず出会える」「読みたい本を読みたい形で読める」を実現し、リアルな書籍と電子出版コンテンツを提供する国内初となる最大級のハイブリッド型総合書店を目指すとしている。5年後に電子書店で500億円の売り上げを目指している。

 DNPは、サイトのオープンに向けて、紙の書籍の制作から、POD(プリントオンデマンド)による製造、電子出版コンテンツの制作・配信までをワンストップで提供する「ハイブリッド制作ソリューション」体制を強化、出版社に提供する考え。

▽事業の概要は下記の通り
新電子書店の概要】
 約10万点のコンテンツを揃えた国内最大規模の電子書店です。 
 パソコンやスマートフォンをはじめ、読書専用端末、多機能端末など、あらゆる表示端末に向けて電子出版コンテンツを販売する予定です。 
 CHIのオンライン書店「bk1」と連携し、電子出版コンテンツと紙の書籍を取り扱い、生活者の希望に応じた多様な選択肢を提供します。 

【オープンなハイブリッド出版を支援】
 制作した電子出版コンテンツは、DNPの新電子書店での販売に加え、DNPのグループ会社で電子書籍の取次事業を行う株式会社モバイルブック・ジェーピーを通じて、他の電子書店にも流通させることで、出版社に多くの販売機会を提供します。また、今後開発する書店、電子書店、オンライン書店の連携によるサービスは、DNPグループ以外の書店や電子書店、オンライン書店への提供も考えています。

【コンテンツ制作のワンストップサービスを提供】
 紙の書籍から、パソコン、携帯電話、スマートフォン、読書専用端末、多機能情報端末向け電子出版コンテンツまで、多様な表示端末に向けた出版コンテンツのワンストップの制作体制を構築、これをもとに出版社の編集プロセスを含めた新たなワークフローを提供します。これまでの印刷をベースにした編集・制作工程から、PODや、各種端末向けの電子出版コンテンツを同時に編集・制作する「ハイブリッド編・制作」工程への再編を支援します。

【出版社の「電子出版ビジネス」の拡大をサポート】
 電子出版コンテンツの保管・管理支援サービスや、著作権管理・印税支払い業務支援サービス、電子書籍販売サイトの構築・運用支援サービスなど、電子出版ビジネスに関わる業務をトータルに支援し、出版社のビジネス拡大をサポートします。

【今後の展開と売上げ目標】
 DNPグループは、電子書店とオンライン書店に加え、CHIの書店である丸善に加え、ジュンク堂や文教堂とも連携し、生活者の欲しいコンテンツを、求める時に、求めるメディアやチャネルで提供していきます。これにより、日本最大のハイブリッド流通ソリューションの開発を進め、「情報と印刷と書物の新時代」へ力強く踏み出します。

 

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