◆◇◆サマリー◇◆◇
・欧州で同時進行する危機
・欧米株価が下落
・今日の動き=キプロスで銀行業務が再開
◎ニューヨーク市場(27日終値)
■為替 ドル/円 94.41/43
ユーロ/円 120.66/68
■株 ダウ平均 14,526.16(-33.49 -0.23%)
ナスダック 3,256.52( 4.04 +0.12%)
◎主な動き
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■欧州で同時進行する危機
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キプロスでは28日から10日ぶりに銀行が営業を開始するが、引き出し額や小切手などで厳しい制限を設けており、本日、混乱なく営業ができるのか不安。
イタリア政局は混迷が深まるばかり。総選挙から2ヶ月近くとなるが、いまだに政権樹立のメドが立たない。長期国債の金利は上昇を続けており、政局不安が続けば再び、ユーロ危機も。
イギリスのソブリン格下げ。米系の格付け会社、イーガンジョーンズがイギリス国債の格付けを一段階引き下げAプラスに。フランスが格下げとなれば、ユーロ圏の信用力が大きく損なわれる。
危機に見舞われている欧州。ユーロはついに対ドルで1.28を割り込んだ。
【主な経済ニュース】
◎ブルムバーグ 28日AM6:00
http://www.bloomberg.co.jp/
・NY外為:ユーロ下落、1.28ドル割れ-イタリア政局とキプロス懸念で
・キプロスが資本規制、銀行は28日に半日開業-引き出し限度300ユーロ
・米中古住宅販売成約指数:2月は前月比0.4%低下-前月は下方修正
・ミネアポリス連銀総裁:失業率6.5%の基準は利上げの引き金ではない
・米国債:上昇、質への逃避-イタリアやキプロスなど欧州の混乱で
・イタリア政権樹立遠のく-中道左派ベルサニ氏の信任を五つ星が拒否
◎ロイター 28日AM6:00
http://jp.reuters.com/
・日産自、中国市場シェア目標の達成期限を1年先延ばし=ゴーンCEO
・米国株式市場=ダウ・S&P総合500種が反落、キプロス支援策の影響波及への懸念で
・NY外為市場=ユーロ/ドルが4カ月ぶり安値、キプロス・イタリア懸念が重し
・米金融・債券市場=10年債利回りが約3週間ぶり低水準、ユーロ圏懸念再燃で
・米FRBの資産購入、年末まで現在のペースで継続必要=シカゴ連銀総裁
・米経済、自律的な成長始まっていると確信=ボストン地区連銀総裁
・キプロス中銀が資本規制発表、小切手の換金禁止・現金引き出し1日300ユーロ上限
■今日の予定
・キプロスで銀行業務が再開
・津賀パナソニック社長が中期経営計画について記者会見
・フィリピン市場が休場
■経済指標
09:01 (英) 3月GFK消費者信頼感調査
17:55 (独) 3月失業者数
18:00 (ユーロ圏) 2月マネーサプライM3・季調済
21:30 (米) 3/23までの週の新規失業保険申請件数
21:30 (加) 1月GDP
21:30 (米) 第4四半期GDP・確報値
22:45 (米) 3月シカゴ購買部協会景気指数
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