2010年新春・年頭所感 千本 倖生イー・アクセス会長

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  2009年は、イー・アクセスグループが更なる飛躍に向けて太い根をしっかり張る年となりました。
 イー・アクセスは、子会社アッカ・ネットワークスと合併し、シナジー効果を最大化することで高収益事業ADSLをベースとした健全な財務基盤を一層磐石なものと致しました。その結果、年度ベースで、過去最高の営業利益と、イー・モバイルの持分損益を合わせた当期利益での3年ぶり黒字の達成に向け、満足のいく結果を残すことができました。


 イー・モバイルは、春に全国人口カバー率90%を達成した後、年度内に東名阪の地下鉄駅を100%エリア化する目標を掲げるなど、実効性のあるエリア充実施策を精力的に進めました。契約者数も前年に引き続き順調に推移し、11月には累計契約数200万を突破、年度純増数100万契約の達成に向け、着実な実績を示しました。また新しい商品として、どこでもWi-Fi環境を実現するユニークな端末「Pocket Wi-Fi」を発売、さまざまなポータブル機器にネット環境を提供することで新しい利用シーンの創出、新市場の開拓に挑戦しています。通信速度の面でも、 21Mbpsサービスを携帯電話として国内で初めて導入、6月にはLTE等次世代通信技術に向けた新しい周波数の認定も受け、 40Mbps~100Mbpsとも言われる超高速モバイルブロードバンドの実現に着々と手を打ってまいりました。

 本年は、イー・アクセスの堅固な財務基盤と、成長著しいイー・モバイルの活力を重ねあわせ、グループ全体の成長戦略を一元的に推進するため、関係の皆様のご理解とご協力を頂きつつ、両社の経営統合を進めてまいります。イー・モバイルは、事業拡大に伴い、いよいよ単月黒字を達成する見通しであるほか、高速化についても、 40Mbpsを超える伝送技術を商用化する予定です。2009年に充実を図った土台をベースに、イー・アクセスグループの経営資源を再統合し、一段高い成長のステージに挑んでいく年にしたいと思います。

 モバイル事業を中心に、IT/通信分野は高い潜在成長力を持っています。一方、成長戦略を模索し続ける日本経済にあって、古い殻を破り、可能性を示し、社会を元気にすることが求められています。走りながら解を探す新興国の活気溢れる企業精神に、改めて謙虚に学び、今こそ、長期的な戦略に基づいた積極的な種まきをする時であると考えます。ベンチャー精神を忘れず、より良い経営を志す強い信念と、リスクを取り高い目標に挑戦する気概を持って、イー・アクセスグループは本年も前進してまいります。そして、豊かな生活に向けて少しでも近づいていくことに、微力ながら貢献をしてまいる所存です。

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