新日鉄、競争力強化に1000億円を設備投資・君津と名古屋の製鉄所に

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sinihonn.png 新日鉄は1日、競争力を強化するため、1000億円を投じて君津製鉄所(千葉県君津市)の高炉改修と名古屋製鉄所のコークス炉を新設に取り組むと発表した。改修するのは君津の第2高炉で火入れから15年が経過していることから、拡大改修に能力を大幅に向上させる。また、名古屋では最も老朽化した第3コークス炉のリフレッシュ対策として新たに第5コークス炉を新設、完成後は第3コークス炉は休止する。同社はすでに大分製鉄所の強化を完了しており、これに続いて君津、名古屋に新鋭の施設を導入することで世界トップクラスの鉄源競争力を実現する。

▽設備投資の概要は下記の通り

1.君津製鉄所第2高炉の改修
 火入れから稼働15年が経過した君津第2高炉を拡大改修します。拡大改修により出銑能力の上方弾力性を確保することで、アジア中心に拡大する鉄鋼需要に対応する体制を整えるとともに、全社の高炉で資源劣質化対応力向上、低還元材比操業などのコストミニマムを追求します。

<改修工事の概要>
 炉容積:約4,500m3(現状、3,273m3)
 火入れ時期:平成24年度1/四期
 投資額:約400億円

2.名古屋製鉄所第5コークス炉の新設
 最老朽炉である名古屋第3コークス炉のリフレッシュ対策として、第5コークス炉を新設します。新コークス炉の立ち上げと並行して第3コークス炉を休止します。新コークス炉には、大分製鉄所第5コークス炉で世界初導入した次世代コークス製造技術「SCOPE21」(※)を導入します。次世代型コークス炉は大分に続き2基目となります。当社は、他社に先駆け、最先端技術を相次ぎ導入し、大幅な省エネルギー、省CO2と劣質資源への対応力強化を図っていきます。

<第5コークス炉の概要>
 能力:100万トン/年(64門)
 稼働時期:平成25年3月予定
 投資額:約600億円

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