セック、NEDOプロジェクトで「人と共働して軽作業をするロボットプラットフォーム」の研究開発を開始
株式会社セックは、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施している「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」(以降、本プロジェクト)に提案し、THK株式会社、株式会社hapi-robo st、名城大学とともに委託先として採択されました。
本プロジェクトでは、「人と共働して軽作業をするロボットプラットフォームの開発」を研究テーマとして、ロボットの未活用領域であるレストランやコンビニエンスストアなどの店舗での軽作業(接客、配膳、陳列など)が可能なロボットの開発に取り組みます。
【レストランで接客ができるロボット】
・混雑時でも、来店者を誘導して席に案内します。
・顧客と会話しながら注文をとり、食事を運びます。
・食事の終了を確認し、食器を片付けます。
【コンビニエンスストアで商品補充ができるロボット】
・商品を正しく認識・保持し、棚に陳列します。
・賞味期限情報を取得し、棚から廃棄します。
当社は、「ロボットソフトウェアプラットフォームの研究開発」を担当し、機能の共通化やアプリケーション開発、および導入・運用を支援するソフトウェアプラットフォームの開発を行います。
■セックのロボットソフトウェア技術について
セックは2003年からロボットソフトウェアの研究開発を開始し、ロボット関連技術を持つ数少ないソフトウェアベンダーとして、先行してきました。特に、ロボットを制御するソフトウェアのコンポーネント化技術である「RTミドルウェア(RTM)」に注力するとともに、生活空間で利用されるサービスロボットには高度な安全性が求められることから、機能安全に対応したRTミドルウェア製品の開発に取り組んでいます。ロボット開発のフレームワークである「ROS(Robot Operating System)」にも精通し、様々なロボットソフトウェアプラットフォームのノウハウを有しています。
(セックのロボットソフトウェア技術)http://www.sec.co.jp/business/robot.html#robot
■NEDO「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」について
平成29年度「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」に係る実施体制の決定について(NEDO)
http://www.nedo.go.jp/koubo/CD3_100079.html
ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト(NEDO)
http://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100107.html